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北日本新聞 より引用
県内でレ-ザー光線を使った近視矯正手術を受ける人が増えている。手術は、紫外線領域のエキシマレーザーを眼に照射し、ミクロン単位で角膜を削って屈折異常を治す。厚生省は昨年1月末にエキシマレーザーを認可、現在2種類の手術が行われている。1つはPRKで、角膜の中央部に直径6~6.5ミリほどの円形にレーザーを照射、近視の度が強いほど角膜を深く切除する。個人差はあるものの術後は12時間ほど痛みが続くことや、視力回復まで、1週間近くかかるといった難点があるが、角膜の薄い人に適している。もう1つは手術の大半を占めるLASIK。
まずマイクロケラトームと呼ばれるカンナのような機器を使って角膜表面をそぎ、角膜内部をPRKと同様に削り、最後に角膜表面をその上からかぶせて元に戻す。PRKほど痛みがなく、視力の回復も早いため、両目を同時に手術できる。富山県呉羽町の岡本眼科では厚生省の認可後、約200例の手術を行ってきた。ドライアイに悩む人やコンタクトレンズの装着感が悪い人などが希望するケースが多い。岡本剛院長は「欧米ではPRKは15年、LASIKは10年ほど前から実施されている。それ以前の近視手術は、角膜に放射状メスを入れる放射状角膜切開が中心だったが、レーザーの登場で正確性・安全性が向上した。器具類も改良が進み、医師にすれば使いやすくなった」と話す。
同院では「近視が安定した状態で手術するのが好ましい。発達段階での手術はトラブルにつながる恐れがある」と、手術は20歳以上に限定。手術時間は10分から20分でレーザー照射時間は長くても1分程度だ。保険が適用されないため、費用は15万円から30万円ほどかかる。手術前には角膜の形状や乱視の度合いを計測する専用器を使い、状態を確認する。「円錐状に角膜を突出する病気『円錐角膜』の人は、手術は受けてはいけない」ためだと言う。ただ、レーザー矯正の歴史はまだ浅く、改良途上というのが現状だ。岡本院長は「1度手術したら元の角膜に戻す事はできない。受けたい人は眼科医の説明を十分聞き、よく相談し納得した上で受けてほしい」と話している。
レーシックの手術方法:視力回復治療に力を入れている眼科情報集【レーシック、近視・遠視・乱視】
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